ダリ展

母との攻防

受験生の頃、よく母に勉強の邪魔をされました。

なんて言ったら母がすっ飛んできて怒られそうですが・・・(笑)

いやはや、私はこの「邪魔」に大変感謝をしているわけなのです。

 

娘が必死に勉強しているのに
階下から「エミちゃーん!今!テレビにイモトがでてるよ!!」
(※我が家は家族でイモトさんが好きなのです)
とか
「このコンサートおもしろそうだけど、行く?」
とか
なんだかんだ声をかけてくれるのです。

 

これが、結構良い息抜きに。

信頼してくれていたのでしょう。

私の勉強の事はとやかく言わず、
黙って信じてくれていました。

感謝感謝です。

そんな母から「ダリ展」のお誘い

そんな娘思いの母に、
ダリ展に誘われました。

ダリといえば、あの、
おヒゲがステキな画家さん。

「記憶の固執」が有名です。

ぐにゃっとした時計が印象的。

シュールレアリスムの大家ですね。

いたいけな高校生の私は、
ちょっと変わった作風のダリの絵に大層興味を抱き、
二つ返事で誘いに乗りました。

 

結果・・・

あまりの衝撃に知恵熱を出しました。

IRIS16011456-3_TP_V

手~良心の呵責~

私に知恵熱を出させたのは、
多分ダリ展の様々な作品だと思うのですが、
その中でも間違いなく「手~良心の呵責」
という作品には当てられました。

ふぁーーー

と打ちのめされました。

なんちゅう・・・

なんちゅう・・・・・・

とフラフラしました。

 

なんだって、
あんなかんじになったんだ、あの絵は。

なんかすごーく汚いのに背景の青が気味悪いほど艶やかで、
静かなのにヒソヒソ声が耳障り、みたいな雰囲気だし、
かといっておどろおどろしいとか、
エグいとかグロいとか、そういうわけでもないし・・・

それなのにどこか空恐ろしくて、
気持ちが悪い・・・。

なのに目が離せない・・・。

この衝撃は今でもはっきりと覚えています。

決して「好きな」作品ではないのですが、
ダリの中で最も
「その絵を前にして身動きの取れなくなった」絵でした。

まとめ:うなされてデトックス!?

結局、知恵熱が出て
一夜う~ん、う~んとうなされて、
しかし、こういう衝撃的な体験というのは、
ある意味ショック療法のような効果があるようで、
うなされた後はスッキリしました。

こういう刺激があるのも、
勉強でストレスフルになっていた毎日には
良かったのかもしれません・・・。