某都立高校に進学した私、エミ。
入学後最初に受けた模擬試験ではなんと300人以上いる中で8位というミラクルな位置に君臨しておりました。
その次の模試・・・
189位
バンジージャンプよりも遥かに凄まじい急降下。
一体何があったのでしょうか。
模擬試験のアップダウン
そのさらに後の模試では20位に戻っているのですが(バンジーの反動にあたるのでしょうか)、
その後は、バンジーまではいかずともジェットコースターのようなアップダウンを繰り返しつつ、
確実に低位置へ、低位置へと移行。
原因は部活!?
原因は部活動にあると思われます。
いえ、そんなに大変な部活に入っていたわけではありません。
優雅にビオラという弦楽器を弾き、定時制の授業があるため活動は17時まででした。
問題は、私の持つ情熱を全て部活に注いだというところにあると分析しております。
部活中はもちろん、行き帰りの道中でも家でも授業中でも、頭の中は音譜だらけ。
特に授業中。
たとえ睡魔が襲撃してきて周りで次々に白旗をあげていく仲間を横目に見ても、
私の脳みそは睡魔が入り込む余地が無いほど音譜が詰まっていました。
それは同時に黒板の前に立ち何やら熱心に喋っている
教師の言葉が入り込む余地もなかったことを意味します。
板書だけは辛うじて写していたようですが、そのノート、実に楽しげ。
ありとあらゆる箇所にちりばめられている挿絵。
熱弁をふるう先生に対する冷静かつ情熱的なツッコミ。
挙句、「チャーラーチャーラッチャチャーンチャーラーラッチャッチャチャーン・・・(延々)」
・・・・・・これは、何?
・・・おそらく何かの曲の旋律を書いたと思われるのですが、もはや書いた本人も何の曲なのか分からずじまい。
こんなものがてんこ盛りな実にお茶目なノートでした。
赤点レジェンド
今でこそ言えることですが、実は1年生の2回目の定期考査の数学で、
赤点をいただいて、追試を受けさせていただきました。
赤点をくらった問題のテスト、その点数、23点。
さて、赤点をくらったものが汚名返上をはかる追試、
大抵は定期考査のものよりも易しい問題となっております(赤点の皆様の救済措置だから)。
私の点数、18点。
何も言わずに採点後の回答用紙を差し出した先生の心中を思うと、
穴を掘ってでも入りたい気持ちになったりならなかったり・・・。
そんな私の逃げ台詞は?
このような爛れた高校生活(勉学において)を送っていた私。
その逃げ台詞は
[char no=1 char=”エミ”]音大を受験するから必要科目は英語と現文だけ[/char]
でした。
そんなわけで、赤点事件のあとの数学の点数は、どういうわけかいつも必ず、
赤点ラインと平均点の間という非常に際どい領域に位置しておりました。
このあと私の高校生活はどうなっていくのでしょう・・