幼児教育に、100玉そろばんが良いという噂を聞いたことはありませんか？算数を始める前の早い段階から使うことで、数を覚えるだけでなく算数の勉強に入りやすくすることができます。どの様な使い方ができるのかまとめましたので、よかったら参考にしてみてくださいね。
100玉そろばんとは
http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/edute/cabinet/new2012/laby/voila/img59894217.jpg
【Voila（ボイラ）】レインボーアバカス 高さ42.5×横41（cm）楽天価格：税込9,720円
100玉そろばんとは、その名の通り『100個の玉で作られたそろばん』です。そろばんと言っても通常のそろばんのように、1の玉と5の玉がある計算するためだけの道具ではありません。100玉そろばんは1の玉しかないのですが、それが知育ポイント！
100玉そろばんを使うことのメリット
10個の玉が横1列に並んでいて、それが10段ありますので全部で100玉。この10個10段の構造が小さな子供には大変分かりやすい構造なんですね。そして、指を動かして数を数えることで、脳に対する数の理解度も格段にアップすると言われています。
[char no=1 char=”高橋”]そう考えると、電卓が苦手なお年寄りで常にそろばんをはじく方がいますが、あれって認知症予防に一役も二役もかっているのでしょうね！[/char]
100玉そろばんの使い方
http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/toyo-kyozai/cabinet/sorobann/img65675954.jpg
【学研】よくわかる100玉そろばん 高さ33.2×横26（cm）楽天価格：税込3,510円
まず最初は、100玉そろばん自体に興味を持たせることを目標としましょう。その為には、お母さんお父さんも協力して一緒に声を出して数えてください。難しそうなときには、手を添えて助けてあげましょう。『声を出しながら指を動かす』ことが大切です。
最初のステップ
数を数えられるようになることが最初のステップです。玉を全て左によせたら、1つずつ玉を動かしながら「いち・に・さん」と数えながら右へよせていきます。
10まで数えられるようになったら、2段目・3段目と挑戦していきましょう。最初はゆっくりと、無理に何段もやらせずに少しずつ増やしてみてください。
第2ステップ
数を数えられるようになったら、次のステップへ進みます。玉を全て左によせたら、5飛びで数える練習をしてみましょう。「ご・じゅう・じゅうご」というように、10段全て数えられるようになるまで少しずつ頑張りましょう。
動かす玉の数を変えてみる
5飛びで全て数えられるようになったら、次は応用編です。好きな数を動かせるのが100玉そろばんの利点ですから、どんな数でも動かせるように練習してみましょう。
例えば「右へ2こ動かして、下の段は左へ3こ動かしてみようか！」などと考えながら動かすことに慣れさせましょう。最初は難しくても、慣れれば短い時間で動かせるようになっていきます。
そろばんを使った計算に慣れさせる
http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/genky/cabinet/ccl-3/2896bj.jpg
【ダイイチ 播州そろばん】ハローキティ 100玉そろばん 高さ18×横17（cm） 楽天価格：税込3,780円
数を数えられるようになり、数のかたまりを動かせるようになれば、計算がができますよね？
全部の球を左によせて、5こを右によせます。「あと玉を何個右にくっつけたら、8のかたまりになるかな？」などの計算を考えさせるようにすれば、いつのまにか自分で足したり引いたりすることができるようになります。
そのうちに自分で「5のかたまりを2つくっつけると10になるのに、4のかたまり2つだと違う数になる。」など、子供ながらに脳を使って考える楽しみを見つけていくようになります。
※個人差はありますが、このように計算できるようになるのは1歳から始めても3歳くらいだと思います。焦らずに楽しみながら進めてくださいね。
まとめ
指折り数えて頭の中だけで考えるよりも、視覚的に数を見られるメリットはとても大きいです。小さいうちにそろばんに慣れさせておけば、数を数えることが難しい、計算ができない、などの苦手意識をもたずに学校の算数に取り掛かることができます。
鉛筆を持って机に向かうことが苦手でも、目の前の道具を使って数を動かすことは楽しめるはずです。そのためにも、早めの良いタイミングで購入しておくことが大切ですよ。
