育脳するなら3歳まで?その重要性と育脳に必要なこととは

幼児教育
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育脳  3歳まで

昔からある【3歳児神話】ですが、どのような意味を持つのかご存知ですか?その理由はいくつかあるようですが、要するに「3歳頃までの脳の成長は最も重要」ということから、子供が3歳になるまでは母親が子育てに専念すべきと言われています。この頃の脳への刺激や成長が、大人になってからも影響するということなので、詳しく説明していきたいと思います。

3歳と言われる理由

育脳  3歳まで

育脳するなら3歳までと言われる理由には、脳の成長が大きく関係しています。どういうことかと言いますと、大脳、小脳、脳幹という基本構造が、3歳頃までにほぼ出来上がるということ。そして、神経細胞内に神経伝達物質が生まれ、5歳では大人の脳のほぼ90%まで成長し、脳活動ができるようになるということです。

脳活動には『思考力』『記憶力』などがあります。学校に入学すればそこで勉強し学力に影響してきますし、社会へ出れば仕事の能率や集中力をアップさせることも期待できます。

食事と育脳の関係

育脳  3歳まで

『脳を良くするも悪くするもすべては食事』と言われます。『食育』という言葉もある通り、体を作るだけでなく脳を作る上でも何を食べるかはとても重要なんですね。

葉酸

葉酸はビタミンBの仲間で、集中力や記憶力を高めるために大切な栄養素です。毎日しっかりと葉酸を摂取することで、細胞の分裂や増殖時に重要な役割を果たします。タンパク質と一緒に摂ることが最もオススメです。

<葉酸が多く含まれる食品(100g中)>
モロヘイヤ:250μg、パセリ:220μg、ブロッコリー:210μg、ぜんまい:210μg、ほうれん草μg:210μg

※3歳~5歳の間に摂取するのが望ましい最低量は、だいたい90μg/日と言われています。

遊びを取り入れながらの育脳

育脳  3歳まで

育脳は、始める時期が早いほど効果が高いと言われます。そのため、0ヶ月から既に取り組むお母さんも少なくありません。

1歳頃

当然個人差はありますが、この時期になると伝い歩きや自分の足で歩けるようになってきます。そうなると、なんでも触りたい、試してみたいという欲求が出てきます。

目を離せなくて大変ですが、その分育脳に取り組みやすくなります。子供のやりたいことを、危険が無い限りやらせて見守ることも、脳の発達には大切なことですよ。

[char no=1 char=”高橋”]うちの子もそうでしたが、ヨチヨチと歩き出す頃ってとても可愛いいんですよね~ しかし、チョットでも目を離すと物が散乱していたり、ふりかけをキッチンの床中にばらまかれたこともありました。(驚き過ぎて笑ってしまった・・)気付くと何かやらかしてくれて、ティッシュをひたすら出してみる、開けられる扉は全て開けて探る、目の前にあるものには登ってみる。などなど、叱ったこともありましたが、今思えばそこまで神経質になる必要もなかったな~なんて思います。[/char]

物を叩く、食べ物を掴むなどの指先を使う行為は、脳へ多くの刺激が与えられますので、お母さんの判断で出来る限りやらせてあげましょう。

2歳頃

自分でできることがたくさん出てくる時期です。そして「私(僕)は何でも一人でできる!」と思って、少し反抗的な態度をとったりもします(笑)「出来ないくせに」と思わずに、完了するまで待ってあげてください。できなくても「だから言ったでしょ!」とは言わずに、少しでも出来たことを喜んでみてください。

この時期の子供は、歩く、走る、高いところのものを手を伸ばして取るなど、体の発達が主な育脳になります。自分で思ったように体が動くということは、思いの実現と自信を持たせてあげるためにとても大切なんですね。

自分で洋服を着せる、お箸の練習をさせる、女の子ならお手伝いもしたがるかもしれません。チャレンジさせて脳の発達に繋げましょう。

まとめ

育脳  3歳まで

育脳に必要なポイントは「無理強いしない」ということです。子供の成長速度や興味があるなしは、その子によって大きな差があります。一番良くないのは『あの子ができるのに、どうしてうちの子は出来ないの?!』と比較することです。これは子供にもよくありませんが、お母さんにとってもストレスや鬱になってしまう可能性があります。

「やらせる」という考え方ではなく「どんなことができるのか」「どんなことに興味があるのか」といった探すような気持ちで、楽にとらえて是非楽しんでください。

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