教育に熱心なママやパパの間で「早期教育」が流行しています。
赤ちゃんや幼児期に本格的な教育指導が始まる前に子供に様々な教育をすることです。
一見、良さそうな教育法ですが、メリット・デメリットも存在します。
今回は早期教育のメリット・デメリットをご紹介いたします。
早期教育メリット
学習能力が高くなる!
右脳の発達は乳幼児期の3才まで、左脳は3才以降と言われています。
この乳幼児期の3才までに脳に刺激を与えることで、脳の活性化、脳の働きに影響を大きく与えるそうです。
この時期に1才でも早く教育を始めることにより、子供の脳の反応もよくなり天才児になれる確率をアップさせることができます。
その為、この時期に受ける教育は右脳教育が最適です。
右脳教育は暗記や芸術・直感思考・空間認識などに働きかけることを指します。
カードや数字を使用した教育は右脳の働きを活発にし、子供の記憶力を育みます。
親子のつながり
家にこもらず幼児教室に通い、親子で一緒に学習したりして同じ時間と空間を共有することで、スキンシップや会話も増えていきます。
そのことにより、親子の絆を深め合うことができます。
また、親子2人っきりで長時間、家の中だけで育児をしてると、ストレスや疲労感が溜まり過ぎてしまいます。
幼児教室に通うことで、同じ年齢の子供やママたちと会話することにより、ママのストレスにも繋がっていきます。
早期教育デメリット
脳の発達
まだ完全ではない未熟の脳に、情報を入れ過ぎてしまうと脳の発達に影響する可能性があるされています。
しかも、感情をコントロールするはずの脳の発達に影響がでることで、独り言やキレやすくなるなどの症状が出る可能性もあります。
遊び
幼児教室でも子供が楽しめるよう、様々なゲ遊びを取り入れた教育法を行っています。
しかし、子供の子供らしい遊びとは、全く違うようです。
自由な子供の遊びは、様々な変化に自分で気づいて学んでいくだけではなく、集団生活や友達との協同作業などにも大きく関わります。
創造性
親の意思で始めることにより、子供が自分の意志表示の仕方が分からなくなり、創造性や自発性が育ちにくくなってしまいます。
また、早期教育はインプト式教育のため、頭の回転やIQは高くなるかもしれませんが、思考力が低くなり指示待ち人間になる可能性も秘めています。
人間性
小さい時から勉強ばっかりしている子供は、あまり感情が豊かではないと言われます。
早期教育は学習能力だけを重視しているため、心の教育ができてない事が多いようです。
学修ばかりですと友達との接し方や遊び方が理解できず、感情表現も上手くできず、人間性が欠如してしまいます。
また、脳が常に緊張しているため子供はストレスが溜まったことに気づかず、様々な症状が現れてきます。
・原因不明の発熱、体調不良
・短気で、すぐに切れる
・親子の絆を認められなくなる
・自分に自信が持てず、自己否定に陥る
早期教育まとめ
早期教育のメリット・デメリットをご紹介いたしましたが、いかかでしたでしょうか。
早期教育は学習能力や親子のつながりを深めれるなどのメリットがあります。
しかし、あまり勉強勉強となると子供らしい時間を持つことが少なくなってしまい子供自身に悪影響を及ぼします。
[char no=1 char=”高橋”]私自身に娘2人がおります。
子供たちの興味あることをさせたいので、進んで早期教育を受けさせる予定はありません。
もちろん、子供が望めば教育を始めたいと思います。[/char]
皆さんも早期教育を始める場合はメリット・デメリットをきちんと理解し、親と子供のちょうどいいリズムで学習するよう心がけましょう。