大人には、聞き流す英語での勉強法が流行っています。
実際にそれで英語を聴く力もある程度つくようですし、大人には有益と言えるでしょう。
しかし、幼児期には不向きだと思った方が良いです。
乳幼児に、英語教材を家庭で再生しておくだけで英語が聞けたり話せたりできるようになるという宣伝広告には騙されてはいけません。
CDやDVDで見たり聞いたりした英語は、そのままでは乳幼児の脳には残らない
と言われています。
大人が一緒に見て、その英語を生の声として語りかけて
乳幼児が反応することで初めて音声としての英語が脳に刷り込まれるのです。
間違った幼児英語教育のデメリット
特に、3歳未満の乳幼児に長時間、CDを聞かせたりビデオを見せることは子供の成長にとって弊害があるようです。
大人が側にいて、聞いたものや見たものについて共有するならまだしも、
子供1人で聞かせたり見せておくのはやらない方が良いでしょう。
言葉がわかってきたからといって、テレビから言葉を覚えると思ってはいけません。
赤ちゃんは、テレビがつくとよく見ますが、鮮やかな動く光と色に心を奪われるのであり、音を聞いているわけではありません。
英語をただ耳から聞かせておけば、乳幼児が成長してから
英語を話し出すというのではないのです。
逆に、人との関わりが足りず言葉が遅れた例も多いです。
気をつけてあげたいですね。