お多感な高校生という年齢
高校生です。
ティーンエイジャーです。
ガラスの十代です。
もうね、色んな事に興味を持ってるし、
色んな妄想とかしちゃう時期です。
それでいて、受験生。
悶々するじゃない。
ムラムラするじゃない。
それで良いのよ、人間だもの。
なんかみつを氏みたいになってしまいましたが、
そんな年代ですよね、高校3年生。
ある模擬試験が終わった後の話題
ある日、我々高校3年生一同は
とある模擬試験を受けました。
まぁ、大体模擬試験が終わると帰り道に友人同士で
「どこが難しかった」だの「あの問題の答えは?」だの
「全然できなかった」だの、感想を言い合うわけです。
この日の模擬試験終了後は、
なんだかいつもと空気が違いました。
ん・・・?なんだろう、
この、妙に蒸し暑い雰囲気は・・・??
偶然そばを通った方々は
きっとこう思ったことでしょう。
それもそのはず、
みんな妙に興奮して「とある課題」の話ばかり
していたのですから。
現代文の題材で取り上げられた「ちょっとだけムフフな文章」
問題の課題は、現代文の「小説」でした。
説明文と小説の2種類が
長文読解の問題として出題されますが、その小説の方。
とりあえず、汗だくになって走っていた女性と一緒に屋根裏部屋に入り込み、
そこで2人きり・・・という鼻息荒くなるシチュエーション。
しかもなんか、直接的な表現は無いものの、
すんごく卑猥な雰囲気!!
この辺で世の受験生たちは
軽く脳震盪を起こしかけておりました。
私ももちろんその一人。
「こんな文章出して大丈夫なのかねぇ・・・」と思いつつ
粛々と解答していきましたが、
やはり皆同じ事を思っていたようで・・・。
模擬試験終了後は、
もうその話題でもちきりでした。
後日談:大学生の時、まさかのデジャヴ!
で、この話には後日談がありまして、
大学生の時、何気なく手に取った小説を読んでいたら、
明らかに知っている、読んだことのある文章が!
これ・・・!あの時の・・・!!
なんか感動的でした。
ちなみに、出所は原田宗典さんの「十九、二十」でした。
大学生になって、しかも全文を読むと、
また捉え方が全然違うものになっていて、
ぼんやりと自分の成長(っていうか老化?)を実感したり、
しなかったり・・・