10のかたまりの数え方。親子で学ぶ方法とは?

小学校
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小学校に入学した1年生はまず算数で数を習います。

数を数えたり数字を書いたり。

指を使って数えられる1桁の数はいいですが、2桁になると数えるのも大変です。

また、1から10は理解できても10、20、30といった2桁の数が理解できないというお子さんも結構います。

そこで今回は10のかたまりの数え方についてご紹介します。

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10のかたまりの数え方を理解するために

数は1、2と始まり9、10とどんどん大きくなっていきます。

そしてそのあとは11、12と続きますね。

しかし、小学1年生には1から10を理解できても、また11から20、30と増えていくことが理解できないお子さんもいます。

どうしたらいいでしょうか?

まずは1から10をしっかりと理解させましょう。

一緒に鉛筆や果物の数を数える、図に書くなどやり方はいろいろありますが親子で一緒に数える、と言うのがポイントです。

1から10の数をきちんとひとりで数えられるようになったらいよいよ10のかたまりの出番です。

卵のケースのような10個のポケットがある容器をいくつか用意してください。

ちょうどよいケースがなければ鉛筆10本をゴムで縛る、などでもいいです。

お子さんが見てわかる10のかたまりを作ってください。

そうすれば10のかたまりを1つ、2つと数えることができます。

例)卵ケースのポケットに1つずつ飴を入れたものを10個用意すれば100までみることができる。

10個のかたまりが1つなら10のかたまりがひとつで10、2個なら10のかたまりが2つで20と目で見て数えて理解することができますね。

この時、最初は「1、2,3・・・9、10、11・・・」と数えるよりも

「1、2、3・・・9、10で1つのかたまり…もう1回1、2、3・・・9、10で10のかたまりが2つ」と言うように

あくまで10のかたまりを意識できるように数えるのがコツです。

このやり方は10の位を学ぶのにはもちろん、かけ算の概念も学ぶことができます。

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生活の中で覚える10のかたまりと数え方

数の数え方で困っているというお子さんが買い物を通してその概念を覚えた、と言う経験談があります。

ただ数を覚えるよりも自分が欲しいお菓子が50円なら、それを買うのに10円玉がいくつあったらよいのかと自分で考える方が深い理解につながります。

自分の好きなお菓子が買えるという楽しみがある方が子供も真剣に考えるでしょう。

小学生の勉強は生活に欠かせない知識や考え方につながっていきます。

これを機にお小遣いをあげて買い物に行かせてみる、おうちでお金を使った買い物ごっこをしてみるといいかもしれませんね。

小学生の算数は数え方、簡単な計算、時計の読み方など生活に直結する知識ばかりです。

大人には簡単すぎてどこが理解できないかわからないことも多いですが、初めて数に触れる子供には難しい問題です。

理解が必要な科目だからこそ、お父さんお母さんと復習することはもちろん、普段の生活の中で数を意識してみてください。

楽しく学んできちんと理解すること、それが算数の好きな子に育てるコツです。

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