日常生活でそろばんを使うことはほとんどなく、
小学校でも3、4年生で少し習う程度。
だけど、そろばん教室って人気がありますよね。
その魅力は、どこにあるんでしょうか。
気になるそろばん教室の月謝と合わせて、
見ていきましょう。
そろばん教室は何歳から始める？
何歳からそろばん教室に通えるかは、
それぞれの教室ごとに違います。
数の概念を理解できるようになった小学生からという教室もありますし、
幼稚園児から受け入れている教室もありますよ。
そろばんを習うのが3，4年生なので、
その頃に始める子供が多く、
そろばん教室に通う子供の平均年齢は9歳です。
いろいろと調べていたら面白い情報も見つけましたよ。
なんと、
人間の脳は12歳までやり続けたことは忘れないんだとか。
小学校6年生までそろばん教室に通い続けることで、
大人になってもそろばんの使い方を忘れないみたいですよ。
そろばん教室の辞めるタイミングに悩んでいる人は、
参考にしてくださいね。
そろばん教室の月謝の相場価格
そろばん教室の月謝もそれぞれの教室ごとに違いますが、
5,000円～10,000円程度が相場価格です。
1回あたり1時間、週3回通った場合、
東京都内の平均的な月謝は6,000円となっています。
入会金や教材費、
冷暖房費などの諸費用が別に掛かる場合もあるので、
その点もチェックするといいでしょう。
そろばん教室に通うために必要な道具は、
そろばんと筆記用具。
後は、それらを持ち運ぶための袋です。
そろばんの値段はピンキリで、
安い物なら1,000円程度で買えます。
教室によっては、
指定のそろばんを買うように言われるかもしれません。
そろばんで得られる6つの効果
日本珠算連盟のホームページに、
そろばんを勉強することで得られる
6つの効果
が紹介されています。
その6つの効果こそ、
そろばんを習う魅力です。
効果1 注意深く観察する力
そろばんは計算問題を解いていくので、
ちょっとしたミスが間違いに繋がります。
だから、
ミスをしないように繰り返しトレーニングを行うんですよね。
その結果、集中力も身に付き、
数字を注意深く読み取る能力が高まってきます。
効果2 イメージや閃きの力
計算をするとき、
人間の脳は左脳を使います。
だけど、
そろばんは指先を使うので、
右脳も一緒に使われているんですよ。
問題を解決したり、
何かを生み出す閃きは右脳から生まれます。
なので、
イメージや閃きの力を身に付けることができます。
効果3 記憶する力
暗算には、
右脳を使う「珠算式暗算」、
左脳を使う「算数式暗算」があります。
試験などのときに、
年号とかいろんなことを覚えますよね。
その時にも、
左脳が使われているんですが、
短期間で忘れてしまうんですよね。
だけど、
珠算式暗算は直感像として記憶するので、
長期間でも忘れることはありません。
そろばんを勉強することで、
珠算式暗算と同じように右脳を使った記憶方法が身に付き、
記憶する力がアップします。
東大生や京大生の80％が、
そろばん学習経験者みたいですよ。
効果4 集中力
そろばん検定では制限時間があって、
時間内に問題を解かないといけません。
例えば、
1級のかけ算だと、
6桁×5桁の問題を計算するんですよね。
30回の九九を唱え、
11桁の答えを記入するんですが、
100回以上、
そろばんの珠をはじく操作をします。
問題は20問なので、
2000回以上の操作が欲求されることに。
こうした指先を使った動作を繰り返すことで、
集中力アップに繋がります。
効果5 情報処理の力
そろばんは右脳と左脳の両方を使うので、
情報処理の力が身に付きます。
ミスがないように数字を素早く読み取り、
右脳で処理。
左脳で正確な数字情報に変換するという作業をします。
インプットからアウトプットまでを
そろばんの勉強で行うので、
情報処理能力が育つんですよ。
効果6 速く聴く力・速く読む力
そろばんって言うと、
「○○なり、○○なり…」って読み上げますよね。
「読上算」と言うんですが、
読み手が読み上げた問題をすぐに聞き取る必要があります。
数字をブロックに分けて速く読み取るトレーニングもするので、
速く聴く力と速く読む力の両方を鍛えることができますよ。
そろばん教室の月謝のまとめ
そろばん教室の月謝もそれぞれの教室ごとに違いますが、
5,000円～10,000円程度が相場価格です。
でもそろばんを習うことで、
計算力以外の能力も身に付けることができます。
体験教室を実施しているそろばん教室もあるので、
まずは、体験させてみては？
学習塾と比べると月謝も安いので、
気軽に始められるんじゃないかなと思います。
