独自のプリントを使って圧倒的な計算力が身に付くことが魅力の公文式。
繰り返し解いて、出来たレベルは次に進めるという、
いわゆる「飛び級」的な学習ができて、その最終課題は高校三年生まであります。
低い年齢からはじめることが多い公文ですが、
何歳まで続けていくのか、先のことを考えると悩む親御さんも多いのではないでしょうか?
そこで、通っていたみなさんの声をもとに、
いつまで続けるのがベストなのかと基本的な退会のことをお話していきたいと思います。
多くの人が公文を辞める理由
計算力はついても、早く解くことに集中してしまい文章題が身に付かない
どんどん飛び級していって物足りない
宿題が多く、学校の勉強がおろそかになってしまう
などの声も聞かれます。
受験を考えているお子様は塾へ切り替えてることも多いようですよ。
公文式を退会する方法は?
直接、公文教室の先生へ退会の意思をお伝え下さい。
電話でもよいと思いますが、なかなか通じなかったり、
留守電を聞きそびれたりと言うことも考えられます。
先生はそこから本部への連絡をしたり、
諸々の手続きをはじめますので、早めの意思表示をした方がいいですね。
退会の申し出はいつまでにするか
退会を希望される月の前月末日までとなっています。
例えば…
9月から退会する場合は、前月の8月31日までの申し出が必要です。
会費の支払いをクレジットカードや口座振替で行っている場合の申し出は、「指定日」までに行う必要があります。
この「指定日」は教室ごとで違うようです。
教室の先生に確認してくださいね。
会費請求の停止手続きが間に合わない場合には、
入金確認後、教室の先生より返金していただけます。
振込での返金を希望される場合は、振込手数料は自己負担になるようです。
月謝引き落としのタイミングに注意
当月中に1回でも教材の学習や受け渡しがあった場合、
退会の申し出をしていてもが、当月分の会費は返金してくれません。
月末に申し出たりする場合には注意しなくてはいけませんね。
お子さまも混乱してしまうと思いますので、おうちのかたがチェックしておきましょう。
公文を休会することも
退会する意思がなくても、
事情により休会することもあると思います。
手続きは、退会の方法と同じような手順をふんでいただければよいようです。
休会する場合の注意点として、3か月間連続して休会され、4か月目までに学習を再開されない場合は退会となってしまうようです。
手続きも面倒になってしまいますので、休会されるときには気を付けて下さいね。
公文をやめるタイミング
みなさんは、どのくらいの年齢でで公文を退会しているのでしょう?
色々な年齢での理由を調べてみました。
学校での宿題が多くなってくる一年生まで
公文式では宿題が多く出ます。
もちろん、学校からだされる宿題もどんどん増えてきます。
公文の宿題をすませるのに学校の宿題がおろそかになってしまったり、両方をこなすことに無理が出てきてしまったりすることを避けるために、この頃に公文式を退会するご連絡もあるようです。
応用力が必要になってくる小学二年生まで
基礎的な勉強する力がつく公文式ですが、
応用力についてはあまり評価を得られてない現実も。
公文の勉強はできるのに、学校の勉強が出来ない!なんて壁にぶつかるのがこの時期。
勉強嫌いになってしまうことを防ぐためにも、
お子さまの様子をしっかりみていきたいところですね。
受験対策の前の三年生まで
中学受験を考えているお子さまをお持ちの御家庭では、
四年生からは、その学校に適した進学塾に切り替える方がよいと判断されることも多いでしょう。
また、この頃に中学生レベルまで飛び級されているお子さまもいらっしゃいますので、さらにその先の応用力を求めて塾に切り替えるお子さまもいらっしゃいます。
小学校5年から進学塾へ
小学四年生で塾への切り替えを悩んで公文を続けることにしたり、併用してきたりしたご家庭でも
5年生になるといよいよ中学受験の旗が視野に入ってきます。
塾も忙しくなってきたり、塾の宿題やカリキュラムがつまってくると
公文は一旦退会するかな…と思われるお子さんも多いようですよ。
小学校卒業まで
中学に入ると、高校受験に向けての勉強が視野に入ってきます。
勉強の基礎や解くことのスピード性を追求している公文式での勉強とは、また違った勉強の方法が必要になってきます。
この時点で塾に切り替えるお子さまも多いようです。
公文の最終課題まで!
だいたい3年くらい先の勉強をしている公文では、
中学生になった頃には高校3年生の勉強にとりかかっててる人もいるでしょう。
公文の最終課題は高校3年生ですので、中学に入ってそのレベルがクリアできると、今度は塾に切り替えて受験に備えていくお子さまも多いようです。
もちろん、高校生でその課題に取り組んでいるお子さまもいらっしゃるようです。
ガヤガヤとした中で黙々と課題に取り組むことが出来るのも集中力がついてよいことなのではないでしょうか。
まとめ
圧倒的な計算力とスピード性が身に付く公文式は
受験でもお子さんの自信に繋がる基礎ができあがる良い勉強法です。
飛び級的に進めていくことができるので、
だいたい3年くらいは先の勉強をしているお子さんも多いです。
周りよりも上をいっているという余裕感も生まれるのでしょうか。
わかったと思ったことを、さらに何度も繰り返しやっていく習慣が身に付くのはとてもいいことですよね。
繰り上がり、 繰り下がりなどの式が出てきたときには
途中式を書かないのが公文流だとか。。
難易度が高くなると解答に導くのも難しくなってくるので、
行き詰まってしまうお子さまもいらっしゃるでしょうし、
受験向きではないと塾に切り替えるご家庭が多いこともわかりました。
退会後1年以内に再入会または転入会された場合、
保有されている公文友の会ポイントは有効となり、
継続してためることができるようです。
再入会するかどうか決めるにも
1年あればたっぷりと悩めそうなので安心ですね。
公文式を続けるにしろ、退会するにしろ、
お子さまが意欲的に勉強にとりくめるように、サポートしてあげたいですね。