秋も深まってくるこの時期、幼稚園の入園願書でお悩みの親御さんも多いのではないでしょうか。
今回はそんな入園願書の中でも
「何を書くの?」
「何を書けばいいの?」
と考えてしまいペンが止まりがちな
「特記事項」の項目について、ご説明していこうと思います。
幼稚園の入園願書に「特記事項」があるけど、何の為にあるの?
特記事項とは早く言えば、幼稚園に通うようになった時に「気を配ってほしい」などの特筆すべきことを書く欄です。
ただし、気を配って欲しいことと言っても要望とは異なりますので気をつけたいところですね。
特筆すべき内容とそうでないものはこのあとご説明しようと思います。
入園願書の「特記事項」に書いて良いこといけないこと
例えば、好き嫌いを治して欲しいとか人見知りを治したいので出来るだけたくさんのお友達に慣れさせて欲しいなど「要望」として挙げるならキリがないでしょう。
このような要望ではなく、子供の本質にかかわることを書いていきます。
特筆すべきことの中には
お子さんの健康状態について知っておいて欲しい事情であったり、兄弟や両親が同じ幼稚園ならいつ頃卒園したか、先生と知り合いなど、特に知っておいて欲しい事です。
例えば、健康状態については、子供がアレルギーを持っているなら「○○には触れさせないでください」とか食べてはいけないものの種類や量、どのような症状が出た場合どのような対処をして欲しいなどを書いておきます。
あらかじめ書き始める前には下書きとしてメモを作り、読み返して確認してみましょう。
また、もし特に何も無い時は「特にありません」など一言添えておきましょう。
ただし書くことが無ければ空欄で、と指示がある場合は空欄にしておきましょう。
幼稚園の入園願書を書き終わったらチェックしたいポイント
さて、入園願書はすべて書き終わりましたでしょうか。
書き終わったらもう一度念入りに読み返して二重チェックをしてみましょう。
項目はすべて埋めてあり、抜けているところはないか。
文章に不自然なところはないか。
西暦など年号は統一しているもしくは指示通りになっているか。
もし何か間違いを見つけた場合は修正方法に注意しましょう。
黒く塗りつぶすのはもちろんですが、修正液や修正ペンでの修正、または二重線を引いて訂正印を押すなど個人で勝手に修正したものは不可の場合が多いです。
また、消せるボールペンを使用してしまった場合も修正が必要な時があるそうですよ。
消せるボールペンはコピー機などの熱に反応して消えてしまうので使わないようにしたいですね。
さて、気になる修正方法ですが、幼稚園に問い合わせをしましょう。
公立なら新しい入園願書が貰えたりします。
新しいものがもらえなくても、幼稚園側からこういう風に修正して下さい、と指示があります。
その指示に従って修正し、二重チェックも忘れずに行いましょう。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
特記事項と聞くとぱっとすぐには思いつきませんし、受け取り方も人それぞれですよね。
しかし、お子さんに関して気になる事がある親御さんにとっては大事な部分です。
しっかり伝わりやすい文章で書いておきましょう。