大学受験最初の関門であるセンター試験は1月です。
しかし、センター試験を受けるには秋ぐらいから準備が必要です。
受験勉強は大切ですが、勉強ばかりしていて願書を出し忘れた…と言うことがないように注意して下さいね。
1.センター試験の願書を書く時の注意
センター試験の願書として提出する志願票には第Ⅰ面と第Ⅱ面があります。
第Ⅰ面
第Ⅰ面は名前や高校、連絡先などを記載します。
①高等学校等コード・出身学校名
受験案内にコードの一覧があります。
自分の学校名を確認して記入します。
②受験上の配慮
障害などでセンター試験中に配慮が必要な場合のみ記入します。
④~⑧出願資格
自分の出身校の課程(全日制や定時制等)、学科(普通科や商業科等)、卒業について(卒業見込みか卒業者か)記入します。
もし、高卒以外の資格で出願するのなら⑧で当てはまる資格に○を付けます。
⑨⑩氏名
出願者の名前のカタカナ表記、漢字表記を記入します。
名字と名前の間で一マスあけ、カタカナ表記では濁点・半濁点で1マスを使います。
⑪性別
当てはまる方に○を付けます。
⑫生年月日
生年月日を数字で記入します。
01月03日のように1ケタの場合は0を付けます。
⑬⑭電話番号
⑬が自宅や下宿先などの電話番号、⑭が本人の携帯電話の番号となっていますが、どちらかの記載があれば大丈夫です。
⑮⑯現住所
現在住居している場所の住所を記入します。
そのため住民票が実家でも、下宿や寮にいるのならばそちらの住所を書きます。
学校や、私書箱ではなく必ず現住所を書いて下さい。
第Ⅱ面
第Ⅱ面は受験科目を記入します。
⑰受験教科
・国語・数学・外国語
受験する場合は「A」、受験しない場合は「×」と記入します。
・地理歴史公民
1科目受験する場合は「A」、2科目受験する場合は「B」、受験しない場合は「×」と記入します。
・理科
以下のように記入します。
受験する場合は理科①を受験する場合は「A」、
理科②を1科目受験する場合は「B」、
理科①を受験し、理科②を1科目受験する場合は「C」
理科②を2科目受験する場合は「D」
受験しない場合は「×」
特に地理歴史公民や理科は書き間違えると、受験に必要な科目を受けられなくなってしまうので必ずしっかりと記入して下さい。
⑲成績開示
成績開示を望む場合は①希望するに、不要ならば②希望しないに○を付けて下さい。
記入した志願票は第Ⅰ面・第Ⅱ面ともにコピーを取っておいて下さい。
出願には原本を提出します。
志願票は必ず志願者本人が書いて下さい。
病気・負傷や障害等のために記入が困難な場合のみ、保護者等が代理で記入することが出来ます。
高校生の筆記用具は大体シャープペンと赤ペンで用は足りていたでしょう。
しかし、大切な書類であるセンター試験の願書は必ず黒のボールペンで書きます。
もし間違えても修正液は使えません。
二重線を引いて余白に正しく書き直します。
これは大学入学後、正式な書類を書くのも一緒です
出願期間は9月末~10月初旬ですが、高校や予備校で一括して送る場合は個別の締め切りが設けられます。
不備や事故に備えて余裕を持って書類の記入、提出をしましょう
2.願書送付に写真はいる?
願書を送る時点で写真は不要です。
写真は出願を受理した志願者に対して12月に送られる、「受験票」「写真票」に貼ります。
試験日の3か月以内に撮った写真を貼ってセンター試験当日に持参します。
3.願書と一緒に送る書類はOK?
・検定料受付証明書
検定料金を振り込んだという証拠の検定料受付証明書は願書と一緒に送付します。
料金を振り込んだら必ず取っておいて下さい。
また試験での成績は後日、成績通知で結果を知らせてくれます。
通知の有無によって受験料金も変わりますが、志願表に記入欄があるので通知が欲しい場合は申し込んでおきましょう。
まとめ
大学受験をするうえで必ず受けるであろうセンター試験。
願書の不備でセンター試験が受けられず、受験が出来なかった…なんてないよう願書はしっかり書いて下さい。
分からないことは必ず願書に同封の受験案内を読んだり、先生に聞いて不備のないようにして下さい。