お受験対策と同時に進める洋服の準備で見落としがちなのが、なぜか父親、パパさんの服装です。
主役のお子様、やる気満々のママさんはもちろんビシッと決めているけど、パパさんは?「え、いつものスーツじゃダメなの?」という素朴な疑問にお答えします。
1.幼稚園受験の服装は絶対スーツ?色は?柄は?
面接官はお子さんだけでなくパパママの服装にも相当注目しています。
常識や教育に理解があるかを見る材料の一つが服装だからです。
なのでお受験にはスーツで行きましょう。
気になる色は濃紺・紺・ダークグレーあたりの落ち着いた色を選びましょう。
柄は無地がベストです。
どうしてもない時には、細め薄めの目立たないストライプなどにして落ち着きアピールは忘れないようにしましょう。
「暗めの色で無地のスーツ…あった!」と取り出したものが喪服でないことは必ず確認してくださいね。
2.シャツも気を抜いたらダメですよ 父親のシャツデザイン
シャツは意外と目に入るものです。
高級品かどうかではなく、手入れが行き届いているシャツに見えるかどうかを確認しましょう。
普段使用しているものを使おうとしているなら次の点をチェックしてみてください。
①首回り
汗じみや黄ばみ、スレがないか。
②襟
ステッチが取れていないか、スレていないか、襟先が黒ばんでいないか。
③ボタン
取れかかっていないか、以前ボタンを付け替えたならデザインは合っているか、糸が派手ではないか
④表衣
生地にダメージがないか、下着が透けていないか、高級感のある素材かどうか
⑤袖口
すれていないか、変色していないか、ほつれがないか、高級感があるか、ボタンは付いているか、ボタンの糸の色は派手ではないか
もしも少しでも「んー、これはセーフかな?」と思う点があるならば買い替えることをおすすめします。
お受験する以上、後悔先に立たず。
できることはやっておきましょう。
3.父親はネクタイで落ち着きをアピールしよう オススメの色は?

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デザインは派手にならないように気をつけましょう。
無地やレジメタル、小紋などがベストですね。
色はスーツと合うものが一番です。
自己アピールが強かったり、存在感がありすぎたりする色は避けましょう。
3-1.知らなかった!知ってよかった父親のネクタイ選びのポイント
そしてネクタイの色とデザインに共通して気をつけることが、受験校の校風やカラーを抑えることです。
完全に仏教で欧米文化に好色を示していない学校にはアメリカやイギリス発祥のレジメタルは避け小紋や無地にするなどの配慮があると素晴らしいですね。
そして一番気をつけないといけないのが学校のイメージカラーです。
例えば野球のカープは赤、巨人は黒×オレンジ、ソフトバンクは黄色×白のようなイメージカラーです。
受験校のイメージカラーが赤なのに、隣のライバル学校の黄色いネクタイをつけるとなると、パパ本人は悪気がなくても面接官の心はざわつきますね。
この心理を逆手にとって、イメージカラーがほんのりと入ったネクタイも良いかもしれませんね。
幼稚園受験ではここも見られています!靴下の長さと色
スニーカーソックスは厳禁です!
スーツを着ている若い男性に時々見受けられるのが、くるぶしまでのスニーカーソックスです。
これはスポーツ用の靴下なので、必ずハイソックスか、ハイソックスよりも少し長めのホーズを選びましょう。
そして色。
色はスーツの色に合わせるのが一番です。
スーツが紺なら紺を、黒なら黒を選びましょうね。
なければスーツよりもワンポイント濃いものを選んでください。
そして見落としがちなのが、靴下の穴です!
「え、靴脱がないじゃん。」と思われた方、しっかりと受験校のシステムを調べてくださいね。
もしも部屋の入口で靴を脱いで、準備された、つま先が開いたデザインのオープントゥーのスリッパに履き替えての受験だったら…。
穴が開いていたら面接で落ち着いてなんていられませんよね。
靴を脱ぐシーンが絶対にないとは言えないので、念のためチェックしておきましょう。
知ってる?父親スーツのルール 靴と色を合わせないといけないのは
ベルトです!ご存知でしたか?
ベルトの色と靴の色を合わせることはスーツの基本なのです。
靴は立派なものを用意して手入れも行き届いた黒色なのに、ベルトはその辺にあったであろう茶色を着けている。
「そこまで見えないでしょ」と思うかもしれませんが、試験官は目が肥えています。
ベルトと靴の色、合わせてみませんか?
まとめ
いかがでしたか?
たかがパパさんの服装かもしれませんが、多くの家庭では父親が大黒柱です。
その大黒柱がだらしなかったり、頼りなかったりすると試験官としては気になるところです。
パパの服装にも気を遣ってあげてくださいね。