「腕を伸ばして持っても引きずらない長さ」と書かれていても、
何センチが正解なのか分からないですよね?
お子さん自身がみずから「このくらいが調度いい!」と確かめてくれればいいのですが、
よくわからないと感じるお子さんもいることでしょう。
そんなレッスンバッグの紐の長さのベストは
どんな長さなのかお話していきたいと思います。
よくあるレッスンバッグのサイズと紐の長さは?
よくあるレッスンバッグのサイズは30×40cmで、
この場合の持ち手の長さは35cmです。
でもこれだと、身長約100cmのお子さんの場合、
手で持たせたときにバッグの底が引きずってしまうんです。
肩にかけてOKならば大丈夫でしょうけど、
「腕を伸ばして持った時に引きずらない」と指定があったり、
お子さんがブラブラと持ちたいタイプであればアウトですよね。
こうなると持ち手だけでもハンドメイドするしかないです。
次からはハンドメイドを前提にお話しますね!
レッスンバッグの紐の長さの計り方はこうしましょう!
持ち手の長さを決めるならまず、新聞紙でも段ボールでもいいので
レッスンバッグと同じ大きさの四角に長さが調節できる状態で
持ち手を仮留めにしてお子さんに持たせてみましょう。
このときお子さんがどうバッグを持つのか注目してください。
スーパーの袋のように手で持って腕を伸ばしてぶら下げるのか、
手首に通してぶら下げて持つのか、
肘の裏に持ち手を挟んで持つのか、
肩まで通してトートバッグ風に持つのか…
お子さんがしっくりする持ち方の癖があるはずです。
その癖と指定の長さとのバランスで決めていきます。
ちなみに腕に通す持ち方で作る場合、
冬の時期はアウターで腕が太くなるので35cm以下にすると腕に通りません。
手で持っていく持ち方で作る場合、
20cmにすると机の横にかけても下に擦らない長さです。
学校にも使うつもりでしたらお試しください。
レッスンバッグの紐の長さは計れた!次は?
持ち手の幅はどうする?
長さは調度よく調節できそう!
となった時に忘れてはいけないのが持ち手の幅です。
持ち手はバッグ本体と同じ共布で作る方法と
アクリルテープを使う方法がありますが、どちらも幅の平均は2.5cmです。
お子さんの手の大きさが平均より小さい
ということであれば2.0cmでも良いです。
100均のカラーテープは程よい厚みと柔らかさで
ミシンも難なく通りますし,畳んで縫いたい時に使いやすくオススメです!
持ち手の間隔は?
10㎝を基準に考えます。
お子さまが10㎝で広いと感じるなら、左に4㎝、右に4㎝の計8㎝にしましょう。
逆に狭い場合は左に6㎝、右に6㎝の計12㎝にしてみましょう。
あまり間隔が広すぎると、
バッグを持った時に持ち手の間にある
バッグ本体が「く」の字に曲がってしまいます。
キレイに作るコツは持ち手の長さの1/3以下
(持ち手が30cmなら10cm以下)の間隔にすることです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?長さや幅はこれでバッチリですね!
女の子の場合は、補強ではなく飾りとして
レースリボンや刺繍リボンを持ち手の表側に縫うと可愛いです。
リボンであれば解ける心配がないので
裁ほう上手などの布用ボンドでくっつけられるのも嬉しいですね!
長く使うレッスンバッグですから、
紐の長さもベストなものに調整して気に入って使ってもらえるといいですね。