勉強の基礎となる小学生の学習内容。
ここでつまずいてしまうと、そのまま勉強嫌いになってしまうこともあります。
将来いろんなものになれる可能性がある小学生には、ぜひ勉強に興味を持って頑張ってほしいですね。
そこで、今回は小学生が授業についていけない理由と、その解決方法についてご説明します。
小学生でなぜ授業についていけなくなるのか
小学1年生に限らず、勉強ができない理由の根本は
・興味がなく集中できないから理解できない
・きちんと聞いていても仕組みができない
のどちらかに分類できるのではないでしょうか?
例えば大人でも、興味のない話やニュースはなかなか頭に入ってこない人が多いでしょう。
また、普段政治に興味がない人がいきなり国会中継を見た場合、真剣に聞いてもその内容を見ても理解できないと思います。
今まで勉強をしてきたことのない小学一年生。
何十分も座って問題を解け、と言われて興味を持って取り組める子もいれば、なんでそんなことをしなければいけないの?と飽きてしまう子もいるでしょう。
飽きてしまっては集中できるわけがありません。
また、頑張って聞いていてもその子の理解力にあっていなければついていけません。
小学一年生ならまだ勉強に対して面倒くさい、嫌いといったネガティブな印象を持っていないでしょう。
勉強への興味を持たせ、きちんと理解できるよう下地をつけてあげれば、小学生から授業についていけないと勉強や学校が嫌いになるのを防ぐことができます。
授業ついていけない小学生にならないための集中力作り
そもそも授業中にきちんと先生の話を聞いていられる集中力がなければ、授業についていくことができません。
小学生の集中力を養うには以下の家庭環境が重要です。
・睡眠、朝食といった基本的な生活習慣を身に着けさせる
・小学校入学前にきちんと座って何かに取り組めるよう練習しておく
生活習慣については大人も一緒ですね。
また、絵本を1冊読む、塗り絵をきれいに1枚完成させるなどの低いハードルからきちんと椅子に座って、何かをやり遂げる練習を小学校に入学前にしておくと、授業に対する戸惑いも軽減できると思います。
さらに、勉強への興味があれば、授業を楽しく聞くことができます。
「ひらがなが全部書けるようになればおじいちゃんにお手紙が書ける」「数が数えられるようになったから一緒に庭に何本の花があるか数えよう」などきっかけはいろいろあります。
その子にあったきっかけの言葉をかけてあげれば、授業に対する興味も出てくるでしょう。
また、絵本が好きなお子さんなら小学1年生の生活をモチーフにした絵本で1年生がどんな勉強しているかを読み聞かせてみるという手もあります。
いきなり本物の授業を受けるよりも、こんな風に勉強するんだと自分で想像できる方が安心ですね。
授業ついていけない小学生にならないための家庭学習
授業についていくためには、家庭での復習が欠かせません。
小学生は家族の一言で勉強に対するモチベーションが変わってきます。
宿題やドリルに取り組んだらぜひ丸付けや答え合わせをしてあげてください。
あってる、間違ってるだけにこだわらず頑張って解いたことを褒めてあげてできなかったところを一緒に考えてあげれば、理解が深まります。
小学1年生にとってお父さんお母さんからの褒め言葉はやる気につながります。
授業を楽しく聞けるよう、ぜひお子さんのやる気を伸ばしてあげてくださいね。